最終更新日 2023年8月5日
世界中で環境問題の対策などはそれぞれの国で対策をすることはできても、根本的な解決というのはなかなか難しいものです。
日本でも国や企業単位で取り組む姿勢はみせていても、現状でもいろいろな問題で頭を悩ませているのが実情です。
国や企業といった規模での対策ということは重要ですが、国民一人一人の意識の改革、環境について意識を向けてみるということも大切だといえるでしょう。
自分が環境問題を意識したからといって何が変わるわけでもない、意味がないと思っている方も中にはいるでしょうが、一人であってもちょっとした対策をすることでも他の人達も同じように一人一人が対策をしてみることでそれはやがて対策としては大きな流れになることもあります。
最も重要なことは、まず関心を持つことです。
人によっては、環境問題と聞くととても難しい、大きな問題というイメージだけ抱いてしまい、考えもせずに諦めてしまう、他人事といった認識をしてしまうケースも少なくありません。
ですが、環境問題というのは人々の生活の身近なところでも対策をすることで取り組むことが可能な点は覚えておくことが大切です。
ゴミの問題や自動車などの排気ガスなどによる問題など、人々が生活をしていれば、ゴミなどは日常的に出ることもありますが、分別などをきちんとしていないことも、資源を再利用するというようなシステムがあってもそれを阻害することにもなります。
普段から燃えるゴミや燃えないゴミ、資源として再利用できるものなどの分別など、きちんと把握しておきゴミ出しのルールなどをしっかりと守るというだけでも環境に対しての対策につながります。
ゴミの分別などいくつかのルールがある、地域によっての違いなどもあるためきちんとそのルール内容を把握するということは面倒と感じることもありますが、ルールに従って分別を行うことはとても大切です。
一人一人がしっかりとそのことを認識して行動することでも、かなりの対策となるでしょう。
それ以外にも、普段の買い物などでもゴミの問題が生じます。
レジ袋などスーパーなどで買い物をする際には、購入した商品をいれるために何気なく使う、お店側が提供してくれます。
ですが、このレジ袋もゴミとしての問題がでてくるため、できるだけ使わないように心がけることでも環境対策といえるでしょう。
対策の仕方としては、エコバックを利用するということです。
エコバックがあれば、わざわざレジ袋を使う必要がなく、店側も負担が減ります。近年では、エコバック推奨などもしているため、レジ袋自体にいくらか料金を取るお店なども存在していますが、お客側もレジ袋が有料になることでエコバックを持参する傾向などもでてくるため、結果としてレジ袋削減につながることにもなります。
レジ袋一枚だとそれほどたいしたゴミにはならないと思いがちですが、多くの方が利用してゴミとして捨てるとなればかなりの量となります。
石油などの価格も上がることもあり、レジ袋の価格なども上がりお店などの負担も少なからず増えています。
さまざまな点から考慮してみれば、できるだけレジ袋を使わないようにする、削減をする傾向になれば環境的な面やお店側の負担や状況によっては、レジ袋を有料にした際にはお客側の負担になるため削減をすることで結果としてさまざまなメリットにつながります。
それ以外にも、自動車などの排気ガスなどについても意識を向けてみるといいでしょう。
自動車をよく運転する方は、少なからず排気ガスなどを大気中にばらまくことになります。
この点からも、空気の状態の悪化や地球温暖化など気候的な面にも影響を与える結果となるため、近年では気候などもかなり変化しつつあり、大雨や夏場の気温の上昇などによる影響なども大きなものとなっています。
これは、日本だけの問題ではなく世界中で異常気象などが起こっている点からも、環境問題としてしっかりと取り組んでいく必要性があります。
自動車なども、普段から利用している方は、少しでも自動車を運転する時間を少なくすることやアイドリングストップなどを意識すること、状況によっては自動車に乗らずに自転車など排気ガスが出ない乗り物で移動するなど自分なりにできる対策をしてみることが大切です。
仕事や私生活でどうしても自動車を利用する必要がある場合には仕方ありませんが、特に自動車に乗る必要がないという場合には、別の移動手段を利用するなど環境に配慮した行動をとってみることで、少しでも排気ガスの量を減らすための対策をしていくことが必要だといえます。
個人での対策では、微々たるものであっても国民全体が意識して対策をすることでかなりの環境への対策につながるため、普段の生活を振り返り自身でやれる対策を少しずつでも始めていくことが大切です。