困った事は弁護士に相談する

最終更新日 2023年8月5日

「弁護士」という言葉に対し、どこかハードルの高さのようなものを感じている人も多いのではないでしょうか。
弁護士になるのは簡単ではありません。

国家試験に合格しなければなりません。
決して簡単な事ではないと分かっているので、弁護士は「頭の良い人」と思われています。
そのためか、重い事でなければ相談してはならないと思っている人もいます。

裁判沙汰になるような事でないと相談してはならない。
このような誤解もあるのですが、弁護士にはどのような事も相談出来ます。
決して難解な事件の相談だけではなく、軽い事でも相談出来ます。

我々の生活の根底にあるのは法律です。
法律は価値観の異なる我々の「共通のルール」です。

何もかも法律を最優先する訳ではありませんが、トラブルが生じた時には、法律によって物事を判断しなければなりません。
弁護士は法律の専門家です。
我々では解釈が難しい事でも、弁護士は法的見地から意見を出してくれます。

そのため、どのような些細な事でも、分からない事があれば気軽に相談して良いのです。
ベランダの境界線で揉めていたり、近所にうるさい人がいるのでどうにかしてもらいたい。

債権回収を行いたいものの、多額ではない。
少額の債権回収だと、弁護士に依頼しても軽くあしらわれるのではないか。
本当は弁護士に依頼したいと思っても、自分で「これは弁護士に話すような大きな問題ではない」と思う人もいるようです。

ですが、法律をベースにした問題に、大きいも小さいもありません。
分からない事があれば弁護士に相談するのが確実です。

友人や知人に相談すれば、気持ちは晴れるかも知れません。
悩みを話す事で思いを分かってもらえて、気持ちは軽くなる事でしょう。
ですが具体的に問題が解決した訳ではありません。

その点、弁護士相手に相談すれば、具体的に何をすべきなのかまでレクチャーしてもらえますし、時には力になってくれます。
軽い気持ちで、まずは相談してみるべきです。