高齢者マンションを選ぶポイント

最終更新日 2023年8月5日

高齢者マンションは名称から認知可能であるように、高齢者のライフスタイルに配慮を施し住みやすいようにしているのですが、高齢であれば誰もが入居できるというわけではありません。

基本的な条件として掲げられている事柄は自立的に生活ができるか、程度の軽い介護を要している者とされています。

つまり、年齢制限は無いものの認知症を患っているように、常日頃人の手を必要としている方には対応していないのです。

そうした実情から近い将来重度の介護が必要になってしまったり、認知症に見舞われた時のことを考えて高齢者マンションの購入を検討した方が良いでしょう。

(出典元:高齢者マンションとは

近辺に介護施設などがあるかチェックする

もちろん、高齢者マンションというだけあり一切サポートされないといったことはなく、必要であれば要所要所でケアが行われるものの、あくまでも簡易的だという事を前提にしておくべきです。

そのため、外部の訪問介護に対応しているサービスにお世話になるのですが、物件の近くに事業所があるのか見極めておいた方が良いです。

近頃は高齢者マンションが完成すると周囲に薬局や介護施設、医療クリニックも同時に併設されることが増えてきているものの、中には全ての施設から遠い事例があり、サービスの利用時に長い待機時間が発生する恐れがあるので注意しましょう。

当然、これらのデイケアだけではなく長い時間を過ごすマンション自体に関しても目を向けた方が、より一層充実した毎日を営むことが可能になります。

カラオケや温泉、レストランなど施設が充実している

昨今ではシニアを対象にした集合住宅が増加し続けていて競争率が高くなっていることを受け、これまでには見られなかったようなスクールやレクリエーションが開催されている様子も見られます。

外出しなくても新しいことを学んだり趣味に興じられるのは有意義な時間になりますし、他の住民たちと話し合えるので良い気分転換にもなるのです。

他にも防音対策が徹底されたカラオケルームや温泉、レストランやバーというような複合商業施設顔負けの設備が完備されている事案もあり、自身が使ってみたいと感じるものの有無で決するのも一つの選択方法です。

当然、高齢者マンションと言えども一般的なマンションと変わらないので各々の室内に浴室が確保されていますし、平均的な広さよりも明らかに広くて足腰が悪い方でも無理な姿勢をせずに浴槽や洗い場が使えます。

本来なら各所にあるはずの段差も皆無なので、一人でゆっくりと過ごしたい時はプライベートが保たれているそれぞれの空間で穏やかに生活可能です。