マンモス校で様々な部がある作新学院

最終更新日 2023年8月5日

●文武両道に努めることができる独自の教育

日本屈指のマンモス校として有名なのが作新学院です。

全校生徒は3,600人超と非常に多く、様々な部が同一敷地内にあります。

進学を目指す人たちにとっては、トップ英進部・英進部が目指すところであり、他にも総合進学部と情報科学部があって、大きく三つに分けられています。

三つの部は独自の教育を行っていて、全ての部に進学希望と学力に応じた普通科が設置されていることも特徴の一つです。

入る部によっては難関大学を目指すことができますし、就職に関するサポートも充実していますので幅広い要望を叶えてくれる学校として定評があります。

一人一人のサポートをしっかりと行ってくれるので、まだ将来のことが分からない人が入学しても、適切なフォローのもとで自分に合った道を探すことが可能です。

情報科学部にはスペシャリストを養成する実業系の科も用意されていて魅力ある内容ですし、部活動も運動部から文化部まで52団体もあって充実しています。

学校生活を楽しみたい人には、多彩な学校行事も魅力的にうつります。

進学実績は豊富ですが、勉強だけにならない高校ですので、充実した高校生活が送れるのが作新学院です。

●教育課程が全く異なる3つの部を持つ

名前の由来は、中国の古典である大学という書物の一節にある「新しき民を作せ」という部分からきています。

意味としては、常に変化し続ける社会に役立つ、新たな人材を育成しようということですので、建学の精神に関しても共感する人が多いようです。

設立は明治18年、これまでに多くの卒業生を送り出してきました。

この学院での指導により、常にグローバルな視野と新たな未来を切り開けるような思考と行動力を兼ね備えた人材が多く輩出されており、文武両道という面でも一目置かれています。

社会貢献の分野でも積極的で、日々実践しながら総合力の高い人材を育成していることも評価される理由です。

教育方針は自学自習、誠実勤労であり、併設校には大学や女子短期大学、中等部、小学部、幼稚園があります。

行き方は、JR宇都宮駅で下車して、西口バスターミナル6・7乗り場から関東バスの「作新学院駒生行」に乗るか、東武宇都宮駅で下車して東武宇都宮駅前バス停から関東バスの「作新学院駒生行」に乗る方法があります。

下車はいずれも作新学院前となっており、迷うことはありません。

学科やコースを詳しく見ていくと、トップ英進部のSⅠクラスは募集人数が少なくて狭き門です。

同じ部のSⅡクラスも少数精鋭となっていて、きめ細かな指導を受けられます。

英進部は英進選抜クラスと英進クラスとに分けられていて、選抜クラスの方がハイレベルな内容になっていますので募集人数は少ないようです。

総合進学部には特別進学クラスと進学クラスとがあり、情報科学部には非常に多くの科が用意されています。

商業システム科、電気・電子システム科、自動車整備士養成所、美術デザイン科、ライフデザイン科、普通科総合選択コースと実に幅広い内容になっており、スペシャリストを育成するのにも最適な環境であることが分かります。

●学習指導も生活指導もしっかり行っている

元アナウンサーで政治家でもあった畑恵氏が理事長を務めています。

これまで多くの有名人を輩出していることでも知られていますが、その中でも元プロ野球投手の江川卓さんは有名です。

シンガーソングライターの斉藤和義さん、競泳選手の萩野公介さんもこの学校の出身です。

部活動では野球が盛んということもあり、プロ野球選手はかなりたくさん輩出しています。

きちんと努力ができる子なら、目標を叶えるために頑張れる環境が整っています。

学習内容の指導に関して先生方は非常に熱心ですので、学ぶ意識が高ければどんどん伸ばすことができますし、生活指導もしっかりと行ってくれるという意見が大半です。

質問しやすい環境であることも学力が向上しやすい理由の一つになっていて、先生たちは常に生徒のことを気にかけ、声かけをしてくれます。

学食も設置されていて校内環境は素晴らしいのですが、バスはとても混みますので、入学当初はバスで通っていても途中から自転車に切り替えてしまう子も多いようです。

面倒見の良い先生が多いので、子供を安心して任せられると考える保護者の方が多いことも、作新学院の魅力を物語っています。

学力は部やコースによって大きな開きがありますが、この高校で学べるのは勉強だけではありません。

スペシャリストとして活躍していくための知識やノウハウを身に付けられる場でもありますので、進学したい人にも就職したい人にもお勧めです。

この高校を希望する場合には、一度見学に訪れてみましょう。