外壁塗装をする前に押さえておくべきこと
最終更新日 2023年8月5日
外壁塗装で失敗しないためには、予算を十分に用意しておくことが大切です。
予算不足だと安さを追い求めてしまうようになり、品質の担保ができなくなります。
必ずしも安かろう悪かろうではありませんが、一定の品質を維持しようと考えれば費用は決して安くは収まりません。
これがクルマの購入となれば、各店舗を回って一番安いところを探すことに意味がありますが、住宅関連のコストに関しては事情が変わってくるのです。
外壁塗装の目的
外壁塗装は外壁の性能を維持することが目的であり、地味ながら大きな意味を持ちます。
リフォーム工事の一種ですが、浴室やトイレなどのリフォームと比べて優先順位を後回しにしてしまう人は少なくありません。
確かに外壁は実生活には支障のないものに思えるかもしれませんが、実は家を守るために欠かせないのです。
家は外壁から傷んでいくと言われており、自宅の資産価値低下を防ぐという意味でも重要になります。
塗料の品質について
外壁塗装には多くのグレードが存在し、それは塗料の品質で決まります。
高額の塗料になるほど耐用年数が延びるので、塗装の頻度を減らせるわけです。
例えば7年に1回よりも、15年に1回のほうが施工頻度が減るので楽でしょう。
激安の塗料を使用しても、施工頻度が上がることを考えれば、費用対効果が悪化することがあります。
それゆえ長期的な視野をもって、決めていく必要があるわけです。
可能であれば現金一括で支払いするのが好ましい
必要とあればローンを組むことが大切になってきますが、利息は必ず発生します。
そうなればローンを組むことに対する費用対効果も考える必要があります。
可能であれば現金一括で支払いするのが好ましいです。
ただ無理をして貯蓄を使い果たしてしまうと、いざという場面で困りますから、ここはよく考えましょう。
ローンを利用するなら住宅専用のローンを利用し、キャッシングといった多目的に使用できるローンは避けてください。
これらは目的が幅広いメリットがある反面、利息はかなり高く設定されています。
まとめ
外壁塗装で失敗しないためには、塗装会社の信頼性もチェックする必要があります。
健全な会社ばかりなら心配はないですが、なかには怪しい会社が存在するからです。
例えば必要な工程を踏まずに作業をする会社が存在するわけです。
本来は3度塗りが必要なのに、1～2度塗りで済ませてしまうような会社もあります。
当然ながら手抜きをされると外壁塗装の効果が低下します。
激安を売りにしているから、お得とは言い切れないのです。
